出張講座を成功させるために私がやってきたこと
こんにちは、
マクラメと天然石ジュエリーALANKAR(アランカール)です。
ハンドメイド系の作家さんや講師さんに向けて、東京などの出張講座開催を成功させるために、私がやってきたことを書いてみようと思います。
神戸のレンタルスペースを借りてマクラメワークショップをやり始めたのは、5年前のことでした。
全然古い話ではありません。つい最近のことですね。
趣味でやっていたマクラメを人に教えることになるとは夢にも思わず、マイペースで作品制作をしながら、欲しいと言ってくださる方に安価で販売する活動をしていました。
初めてワークショップ開催の依頼を受け、岡山市内で開催されたハンドメイドイベントに出展しました。
3日間の販売ブースでの商品販売とワークショップ開催で、ありがたいことに目が回るような忙しさでした。
このワークショップに参加くださった方々からいただいたお声は、
「お教室はなさらないのですか?」「お教室があるなら行きたい」
というものでした。
非常に嬉しく思いながらも、当時は人様にマクラメを教えるなどということは考えたこともなく、頼まれたからワークショップをやってみようかなと、軽〜く考えてのイベント出展だったのです。
イベントが終了し、帰路につきながら、無意識に次の展開を考えているのに気付きました。
岡山なら神戸から遠くないし、レンタルスペースを借りながら教室をやってみるのも悪くはないかも・・・
などと、岡山の皆様とのご縁を考えるようになりました。
イベント終了直後に、様々なご縁があり、神戸・元町で定期的にワークショップをやることになりました。
<余談>
「神戸・元町」を「横浜・元町」と勘違いして(笑)レッスン申し込みくださった方がいたのですが、のちに一緒にインドを旅することになった不思議なご縁の方もいらっしゃいます。
岡山出張ワークショップは、実は現在も続いています。
以前ほど頻繁ではありませんが、シーズンごとに継続できたらいいな〜と。
もちろん、神戸が拠点ですから、地元レッスンが中心の活動でした。
当時(5年前)、神戸・元町のレンタルスペースを借りて、週1〜2回のペースでマクラメワークショップをやりました。
自宅はもう少し西の方ですので、西の方のエリアでも単発でワークショップを行いました。
そうこうしているうちに、お借りしていたレンタルスペースを使用することができなくなり、現在のアトリエ兼事務所に移りました。
神戸・三宮エリアに移ったわけですが、事業規模が単純に2倍になりました。
いえ、それ以上です。
100%自分の都合でレッスン開催ができるようになったのです。
もちろん、固定費がかかるようになったのですから、私としてはプレッシャーもありますが、それでもやりがいのある日々でした。
そうすると、全国からお問い合わせをいただくようになったのです。
これはですね、「覚悟」をしたことで、その熱量が伝わったのだと思います。
ある意味、固定の場所を事務所(兼教室)にしたわけですから信頼をいただいたのだとも思います。
特に関東方面の方から、「関東ではワークショップをやらないのですか?」とお問い合わせをいただくようになりました。
もともとフットワークは軽い方なので、まずは1日だけ東京開催を計画しました。
告知後すぐに満席になり、キャンセル待ちをいただけました。
会場の空き室状況を確認して、ホテルの延泊予約をして、キャンセル待ちの方々にお声をかけてみたんです。
「もし、翌日に追加開催したとしたらご参加されますか?」と。
結果として、2日間満席で初東京ワークショップを終わらせることができました。
この時点で、一つの成功体験をしたことになりますから、少し自信が生まれます。
この時には、マクラメを仕事にしていきたいと本気で考え始めていました。
現在では、実は東京の生徒さんの方が多く(人口が神戸とは違うので当然と言えば当然ですが)、東京教室も構えることになりました。
現在の神戸教室は、プロコースを中心に、趣味クラスを月に数回開催しております。
そして、もう一箇所。福岡でのワークショップも年に数回開催しています。
九州でのワークショップのきっかけは、通信講座を受講してくださっている方が多かったので、フォローレッスンをすることができればいいなというところからでした。
無理やりに、どこに行くぞ!ということではありませんでした。
開催希望をお聞きし、また、通信レッスンを受講してくださる方がいるから、など、何らかのきっかけやご縁があって、出張レッスンをするようになりました。
全ては「ご縁」と思っています。
そして私の性分として、動いて仕事をすることが好きだから、出張講座をすることができますし、神戸〜東京間を頻繁に行き来することができるのだと思います。
全ての人に向く仕事の仕方ではないと思いますので、無理に出張講座をする必要はないのです。
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