宮島〜厳島弁財天(広島県)の五色龍神の旅(3/5)

直近の大きな目標は、五色龍神様にお願いすることにしました^^
さて、今年も行ってきました。桜の時期の宮島。
桜、満開でした₊❀̥୭
宮島、厳島神社というと、ちょっと感情がじわじわっとなってしまう場所でもありまして。
亡き母との最後の旅行先だったんですよね。
余命宣告を受けてから、「これが最後になるかも…」と言いながら、体調の良い時に日帰り旅行をしたんです。
神戸から宮島って、結構な距離があるのですが、いい旅でした。
もし今の神仏の知識を、あの時持っていたらって思うと残念なこと、後悔することがたくさんあって、これを書きながらウルウルしてしまってます。
個人的なことなので、ちょっとぼかしながら書きます。
あの頃、私自身も大手術を受けた後で、母も残りの人生がもう長くないとわかっていながら、旅行先を厳島神社にピンポイントで選んだというのは何かしら意味のあることだったのでしょう。
厳島神社の御祭神は宗像三女神と言われていますが、実は少彦名命様が裏に控えておられるといいます。
何事も表と裏があります。
だから、ご祈祷を受けるなら、「病気平癒」とか「身体健全」とか体のことをお願いするのが良いそうです。
今回は、父の体が心配なのでお願いしてきました。ご祈祷済みの父用のお守りは、先ほど入院中の父の枕元に置いてきました。
当時はそのような知識すらなかったので、ただただ参拝しただけでご祈祷も受けていませんでした。
母は、かなり病が進んでいたので巻き戻せる時間がありませんでした。私とて、もっと早かったら手術すら必要なかったのかもと思うことがあります。
しかし、それでも大きなご利益をいただいていると思うのです。その証は、私が生きているということなのですから。
今年の宮島旅は、御礼参り(3回目の参拝)ということになりまして、水晶祈願も滞りなく、上手にしていただけたと思います。
五色龍神祈願の旅、今回で3色目。
五色龍神の白龍の地は、厳島弁財天様です。厳島神社ではなく、お隣の大願寺。
大願寺でご祈祷もしていただき、その後の水晶祈願でした。
大願寺では、ご祈祷の後、ひとりひとりに厳島弁財天様(秘仏)の前でお加持をしていただけます。
秘仏である厳島弁財天様は、年に一度だけ(6月17日)ご開帳されます。今年の6月17日、直接拝ませていただきに行こうかなって密かに計画してます。
五色龍神祈願は、2色目と3色目がハードルの高いご祈祷でしたが、難所を乗り越えてあと2色。うまく進んでます!
昨年のただただ促された慌ただしい参拝と異なり、今年はじっくりと体感しながらの旅です。人数も少なめでした。
…今年巳年なのに、なぜ弁財天様に行かないの?って思っちゃいました…
私が家族の健康問題を抱えていることで、あと2か所の参拝がきちんとできるかどうか、そこだけが不安要素です。
先日私のことを心配してくれた方から、「お父さんの具合はどうなの?落ち着いているの?」と予想外の言葉をいただきました。
その方の性格からして(あくまでも私が知る限り)、個人的に気遣ってくれるんだ、そういう言葉をかけてくれるんだ、という意外な電話でした。
「お父さんにもしものことがあった時には、あなたをある方に会わせなければいけないと思っている」という言葉がその方の口から発せられ、少しびっくりしてしまいました。
その方にとって私に会わせたくない人物だと思っていたからです。
「そんなふうに考えてくれてたの?そっか。そうなった時は多分心が弱るから一時的にそういう方に頼りたくなるのかもね。もし頼りたくなったとしても一時的だよ。」そうお返事しました。
そういった言葉が出たこと、会話の小さな断片をつなぎ合わせると、私はその方のことを大きく誤解していたのかもしれないという想いが強くなっていきました。
私は、その方を表面的にしか見ていないのかもしれない、その方の心の痛みも悩みも、何にも理解できていなかったのかもしれない。
短い会話の中で、「大丈夫」と言った言葉をそのまま大丈夫と受け取るのはキケンであって、大丈夫の言葉の下にはたくさんの複雑な感情があって、大丈夫という言葉を発することで「大丈夫の蓋」をして自分に言い聞かせている。そんな感じがします。
そんなことを何度も何度も繰り返していると心が折れたりしないかな…いくらその方のメンタルが強いからといっても、です。
その方の周りには、あまりにも無神経で無礼な言動をする人が多いのです。
怒りを通り越して、呆れちゃうのです。もう、これ以上傷つけないでほしい。
痛みが分かるからこそ、今はその方に負担をかけないようにしたい。
その方のことをもっと知るためにも1歩引いて見つめてみよう。そして、私は目の前の自分ごとを大切にこなしていこうと思います。
12月〜1月にかけて、しんどくてNetflixばっかり見て現実逃避してた、と。私はそこまで思い至らなかったから、「忙しい」とか言いながらNetflix見てる時間はあるんやね、と冷ややかに言ってしまったことを後悔しました。
「そうか、あのときだったんですね。しんどかったね。」と確認し、感情を共有できてよかった。
なんだか、冒頭の書き出しから感傷的な違う方向に流れてしまいましたが、それほど、この数ヶ月間は辛かったし、宮島旅でいろんなことを思い出したし、感じたということなのです。
今回の宮島旅はハードな移動だったけれど、昔の感情やさまざまなことを思い出せたし、優しい気持ちも生まれたし。
これまでの参拝旅行とは、ちょっと異なる体験ができました。
*黄色のバックパック背負ってるのが私です。
6月は4色、5色と完結に向かっていきます。
4色目は福井、5色目最終ゴールは奈良です。
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