はじめに(ごあいさつ)

インドの旅

私は天然石ルース販売や、天然石アクセサリーの製作販売、そしてマクラメ編みという技法を使ったアクセサリー作りをお教えする教室を運営している。

マクラメ(マクラメ編み)とは、紐を編んだり結んだりして作る装飾のこと。

石のビジネスを生業にしているのだが、結構忙しい身である。

インドの旅は、ジュエリー製作に使用する良質の天然石を仕入れることに始まった。

石の買付先にインドを選んだのは、ラジャスターン州のジャイプールという砂漠の州都が、宝石の街として有名だと知ったからである。

良質な宝石が集まるであろうという単純な理由で、石の買い付け先をインドに決めたのだった。

インドを旅した人は、「ハマる人」「二度と行きたくない人」に二分するという。

私は明らかに前者だ。

なぜこの国が好きになったのか一言では説明できない。

決してカレーが好きだという理由ではない。
性に合うのだと思う。

混沌とした中にも生命力が溢れ、若い世代が多いからだろうか、危なっかしくも感じる国インド。

なぜかこの国で手に入れる石はとても魅力的で、創作意欲をかきたててくれる。

とにかく広いこの国を知り尽くすには、まだまだ時間がかかりそうだ。

<アンベール城の回廊にて>
装飾のパターンが非常に美しい。こういった建造物を見て回るのも楽しみのひとつだ。

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