ヒマラヤ水晶のなりたち
水晶 CRYSTAL
ヒマラヤ水晶とは、ヒマラヤ山脈一帯から産出される水晶のこと。
ヒマラヤ山脈は、インド、ネパール、ブータン、チベット自治区、パキスタンの5カ国にまたがっていて、全長約2400㎞。
約5000万年前にインド大陸が北上してユーラシア大陸に衝突しました。
インド大陸はテチス海(赤道沿いにあった)の下にもぐりこむような形で海の堆積物を持ち上げながらユーラシア大陸の下へもぐりこみ、花崗岩が上昇して造山運動が始まりました。
地下マグマで花崗岩質の熱水鉱床ができ、高純度の二酸化珪素が結晶して水晶ができたと推測されています。
現在も年間数センチ、インド大陸のプレートはユーラシア大陸にもぐりこみ、ヒマラヤ山脈は年間5センチほど隆起を続けているのだそうです。
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