国内価格は高すぎる件

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雑記・日記

最近、国内で天然石の展示販売会ってものすごく増えていますよね?

私は2年くらい前に友人に付き添いを頼まれて、京都のショーに行ったのが最後です。

あのような展示会というは、専門業者さんとのマッチングの場だと思っていたのです。

でも最近、マクラメレッスンに来てくださる皆さまのお話を聞いていると、そういうことでもなさそう。

私のイメージでは、展示会場で名刺交換して、その後の取引スタート。展示してあるものはサンプル。

これ、違うんですかね。天然石の業界に限ったことなのでしょうか?

私は国内業者さんとの取引はほとんどしていません。国内業者さんと取引することなく海外仕入れを始めてしまいました。

数年前から海外での仕入れをすることに決めたので、国内の事情が逆によく分からないままに書いています。間違っていたらごめんなさい。

私の基準で言うと(賛否あると思いますが、あくまでも私の基準です)、事務所や店舗を持たずに商品販売をしている方とは、基本的に取引したくない。

事務所はバーチャルでもいいと思うんですよね。それさえ持っていない人がいたりして。

「オンラインショップあります」と言いつつ、特商法の記載が曖昧だったりして・・・

商いをしているのに、自己開示をしないってどういうことなのか意味不明です。

そういう人たちが、最近多いように思うのですよね。

あ〜すみません^^; 私の考えですからね。

gemstone

現実として、展示販売会が増えているということは、石が売れるということとイコールだと思うんです。

そこで気をつけて欲しいのは、クオリティに見合わない価格で売られていることもあるということ。

売れるからどんどん高くなる。

需要と供給のバランスからして当然ではあるのだけれど、このクオリティでこの価格、「はぁ?」っていう価格を提示されたことがあるので、皆さま要注意でございますよ。

展示販売会に出展している方のことをまるまる信用して、変なものを掴まされたことがあるので国内展示会から足が遠のいたという私の経験があるのです。

結果として、どこの誰が販売していたのか全くわからなくなってしまって、クレームさえできなかった。少額だったから、もういいやってことになりました。

そういうことがあってから、だんだん日本人の出展者さえ信用できなくなり、結局信用できるのは自分自身であり自分で仕入先を開拓する旅に出ることになったのです。

もう、5年近く前のことですね。

見る目は自分で養うしか、他に方法がありません。

だから現場でできる看破法を学びましたよ。これからも学ぶつもり。

ただ単に海外で買うと安いからとか、単純な理由ではないことは分かって欲しいです。リスクのほうが大きいのです。

変な中間業者が入って、現地の生産者は買い叩かれるような、そういうルートで入った石は買いたくないのです。

あるジュエリーデザイナーさんのお話を聞いてから、私はやはり現場で適正価格を払いたいと思いました。

その方は本物のエシカルです。口先だけで言っているわけではなく、採掘現場の保護や職業訓練のサポートもやっている。

現場は未だにタリバンの残党に怯えているという・・・難しい問題なんですけどね。

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