ラリマー(Larimar)『愛と平和』の象徴

ラリマー larimar
天然石のこと

ラリマー(Larimar)は、『愛と平和』を象徴するカリブ海の美しい宝石であり、ドルフィンストーン、アトランティスストーンとも呼ばれています。

カリブ海の3大宝石と言われ、ラリマーのほかは、コンクパール、アンバーです。

世界3大ヒーリングストーンの一つとも言われていますが、その起源は不明です。ラリマー、チャロアイト、スギライトということであり、この3種の石の相性はとても良いそうです。

ラリマーの鉱物基本データ

英名 Larimar
鉱物名 ペクトライト / Pectolite (ブルーペクトライト)
和名 ソーダ珪灰石(そーだけいかいせき) / 曹灰針石(そうかいしんせき)
産地 ドミニカ共和国 パオルコ鉱山
成分 NaCa2(Si3O8OH)
モース硬度 4.5~5
比重 2.74~2.88
光沢 ガラス光沢・真珠光沢
無色、白色、灰色、青色、ピンク色、淡黄色
劈開性 完全(一方向に完全)
結晶系 三斜晶系
星座石 みずがめ座

*ブルーペクトライトは、イギリス、アメリカ、カナダ、グリーンランド、スウェーデン、ドミニカ、ロシア、モロッコ、チェコなどからも産出します。

ドミニカ共和国で産出するブルーペクトライトのことを「ラリマー」と呼びます。美しいものは希少価値が高くなり、近年価格が高騰しています。

ラリマーの特徴

ラリマーは1974年に発見され、「ラリマー Larimar」と名付けられた由来は、ラリマー発見者の一人であるドミニカの地質学者Miguel Mendez(ミゲル・メンデス)氏の娘「ラリッサ」と、スペイン語で海の意味である「マール」を組み合わせたそうです。

この新しく発見されたラリマーを、アメリカの宝石商が「カリブ海の宝石」として売り出すこととし人気がでたそうです。

ラリマーは、「愛と平和」を象徴する石と言われ、怒りや嫉妬などマイナス感情を鎮めてくれる石として使われています。

銅やパナジウムによってラリマーの青い色味が出ます。

ラリマーの波動やエネルギーなどについて

ラリマーは、愛と平和、そして安らぎや調和に満ちた波動を持っており、持ち主自身も穏やかさを身につけることができ、コミュニケーション力をも高めるとされており、人との協調性が高まり人間関係も円滑になることでしょう。

非言語的な、ハートからの愛をベースにコミュニケーションを促す石とされているので、争いの元になるような分離(例えば、国家、人種、肌の色、優劣など)を解消するようなエネルギーも秘めているそうです。

1900年台後半にラリマーが発見されたことに意味があるという方もいらっしゃいます。

それは、いわゆる地の時代から風の時代への移り変わり、「調和と繋がりの石」ということからしても、国家間の争いの起こるこれからの変化に意識を合わせる石として、今の時代に最も必要な石なのではないかと。

ラリマーの持つエレメントとしては、「水」「風」「火」

ラリマーが形成されるには火山が要因しており、「火」のエレメントは噴火。溶岩が冷えていく過程を鎮静と捉えることができます。

また、ラリマーは女神的な要素を持っており、地球的な愛を持つ、母性と女性性の石とも言われています。

クリエイティブな仕事をしている人にもラリマーを持つと良いと言われています。
自分自身の才能の恐れや恥ずかしいという部分に対する安心感、ストレスの軽減、情緒バランスを与え、ポジティブなエネルギーをもたらしてくれるそうです。

ラリマーの浄化方法

成分を見るとわかるように、ナトリウムやカルシウムが含まれていることから、あまり長い期間水に漬け込むようなことはしないほうが良さそうです。水分が結晶の隙間に吸収されて壊れてしまうおそれがあります。

水晶クラスターや音の浄化、セージなどを焚くという方法が良さそうです。

補足情報として、ラリマーの肉体的作用として骨折の治癒のサポートや、育毛にも期待できるとも言われているようです。それはラリマーの成分ナトリウムやカルシウムなどが含まれていることからそう言われているのかもしれません。

ラリマー larimar

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