京都・大原 三千院門跡|近畿36不動霊場(16番)

「近畿36不動霊場」の巡礼をしていると先日書きました。
今日は16番・17番・18番の3ヶ寺を巡ってきました。
16番 三千院門跡
17番 曼殊院門跡
18番 聖護院門跡
今日は16番の三千院門跡について、とても不思議な体験をしたのでその件をお話ししますね。
霊場の詳しい情報は、霊場会のサイトに作家の家田荘子さんのコラムとして書かれていますのでご参考に。
30年前に当時お付き合いしていた彼と巡っていた近畿36不動尊霊場ですが、当時の霊場16番は別のお寺でした。
ですので、三千院門跡には行っていないんですね。実は今回初めて訪れたということになります。
神戸から出発して大渋滞を潜り抜け、通常の2倍近く時間がかかり、到着した段階でかなり疲れていました。
本日巡る予定の3ヶ寺のうちの1番目なので、お経はしっかり読ませていただこうと思っていました。
御殿門から入り、拝観受付を済ませて客殿〜宸殿を通り、お庭に出ます。
往生極楽院、わらべ地蔵、弁財天様を過ぎて階段の上に、金色不動堂があります。
金色不動堂では、お前立ちの金色不動尊を拝観できます。
お前立ちのお不動様の後ろに秘仏がいらっしゃいまして、4月28日前後の1ヶ月間ご開帳されるそうです。
さて、金色不動堂に到着しまして、納経所に「少しお経を読ませていただいていいですか?」とお声がけしまして、そのついでに御朱印をいただきました。
不動経はちょっと長いので、参拝の方のお邪魔にならないように…と思ったのですが、僧侶の方が椅子を持ってきてくださり「お不動さんの正面でどうぞ」と。
20分くらいはかかってしまうのですが、しっかり般若心経・不動経・御真言を読ませていただき、お守りを一ついただいて帰ろうとしたところ、先ほどの僧侶の方からお声がけが。
長い話ではないのです。でも、私にとって大きな癒しがあり、涙が出てしまいました。
何か見える方だったのか、あるいは不動明王様の言葉を代弁してくださったかのようでした。
厳しくもあり、慈悲深い、短い会話でしたが、今の私に刺さりまくりました。
あなたは頑張り過ぎだ。無理は仏さんは望んでいない。力を得ようと求めなくても、あなたには力がある。成し遂げようと無理に頑張らなくても大丈夫だから。誠心誠意やるべきことをやりなさい。
という意味合いの言葉でした。
「普通はこの話はご案内しないんだけど、あなたにコレをお勧めします。」と、金色不動講への入会を勧められました。
(後日、入会手続きしました^^)
今日まで、36ヶ寺のうちの33ヶ寺を巡りました(5月満願予定)。
30年前には金色不動尊にはお会いしていません。
いろんなことで悩んだりプレッシャーを感じたり、不安になったりしている今このときに、初めてお会いした金色不動尊と深いご縁をいただけたように思いました。
どこかのタイミングで、「変わる」と言われている巡礼。
愛染霊場の巡礼では、人とのご縁が切れたり強くなったりで、比較的わかりやすいのですが、2巡目の不動巡礼に関しては正直これまで「これか!」という実感が得られずにここまで来ました。
いつもと違い、今日一人で巡ったからこそ気づけたのだと思いますが、深い癒しをいただき、「私って頑張り過ぎなんだなぁ」という気付きとともに、様々なものごとに関してもっとゆるゆる〜っと関われたらラクなんだろうなと思いました。
不動明王様は、人間を苦しめる煩悩である貪瞋痴(とんじんち)という三毒を焼き尽くしてくれると言います。
【貪(とん)】
物欲、金銭欲、名誉欲などのさまざまな欲
自分の好きなものに執着し、欲のために心が病気になる心
【瞋(しん)】
すぐ腹を立てる怒りの心
自分の嫌いなものに対して反発したり腹を立てたりする心
【痴(ち)】
物事を正しく判断できない愚かさのこと
道理をわきまえない愚かな心で、わがままな心とも呼ばれる
今回、癒しを感じたのは貪瞋痴がほんのちょっとだけでも焼けたのかなぁ…なんて思ったりしました。
確かに、巡礼は人生が変わります。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。