私に変化をもたらしたあのアーティストはすごい!

ガネーシャ ヒマラヤ水晶
雑記・日記

先日、あるアーティストのライブに行きました。

誰の、という部分はここで言及するつもりはありませんが、私が投稿したInstagramの日付や会場を調べれば分かることですので、興味あれば。

私はこのアーティストのファン歴はすごく浅いです。

ですが、なんだかものすごく「刺さる」部分があり、開催直前でありながらチケットを入手することができて行ってきました。

歌詞もメロディもすごく好きなのはもちろん、彼らがヒットする前のバックストーリーを聞いていると、ものすごく共感できるのです。

なかなか想いを文章にする作業は難しいですが、ちょっと書いてみますね。

20年以上前に発表されてヒットした当時に聞いていたなら、いい曲だな〜と思ったでしょう。でも、ご本人もおっしゃっていましたが、当時の彼は今よりずっとトンガっていて、私はあんまり好きではありませんでしたし、全く興味もありませんでした。

ライブ会場でも、ファンの声援に対して「うるせ〜、黙って聴け」みたいな発言をしていたと言います。

メジャーになる前、売れない時代が長く続いたそうです。

その頃の悔しい想いや、有名アーティストのようになりたい憧れや絶望、いろんな感情が混ざりながらたくさんの曲を作ったそうです。その当時のデモテープがたくさん残っていて、今でも繰り返し聞いているそう。

そこからまた新たな作品が生まれるのでしょうね。

才能があるのに周りに認めてもらえない時代が続いたある時、自分たちの仲間内だけでどうにかしようとしていることに限界があるのではないか、ふと彼は気づくんですね。自分たちには音楽プロデューサーが必要だと。

その後、ドラマの主題歌に起用されヒットしたそうです。

その当時は全く興味のなかった私が、20年前の曲を今の彼が歌った瞬間、ものすごく響いたんです。

20年以上経って年齢を重ねたことで声にも深みが出て、表現力も変化したんでしょうね。私みたいな人がファンになる。面白いですよね。

成功している人、うまくいっている人って、今の姿にスポットが当たりますよね。

そして、曲がヒットして有名になって天狗になってしまう人も多いでしょう。そうすると、もうダメですよね。残念ながら魅力がなくなっちゃう。

過去の苦い想いを噛み締めて忘れることなく、今でもそれを土台に創作活動できる人ってすごいと思う。そして謙虚。

そこに共感したというか。
ただファンです、というよりも尊敬の念が強いです。

 

そんなことを考えながら、自分のお仕事に重ねて考えてみたんです。

私は自分の器にあった振る舞いや行動をしているだろうか?

自分の経験を表現しきれていないのではないか?

自分の才能って限界が分からないから、「こんなもんかな」で妥協していないか?

創作の手が進まない時や、次のステップを考えた時、いったん別のことをしてみるのもありかなと思う。

本を読んだり、先日のようにライブに足を運んだり。違う素材を使って遊んでみたり。

広々した公園の端っこでパソコン開いてみたり。車で遠出してみたり、こうやって想いを綴ってみたり。

1本のライブでここまで私に心の変化をもたらした、あのアーティストはすごいな。

彼のバイブレーションに共鳴したのでしょうね。素晴らしいパフォーマンスでした。

秋〜来年にかけて、大きな変化が訪れる予感がするので、この夏は少し自然の中で過ごし、真の自分を取り戻す作業をしてみようか・・・

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