インド旅の準備

インドの旅

旅をするとき、私は大抵気楽なひとり旅だ。

昔は友人や母親と出かけることが多かった。

でもインドの旅は、これまでしてきた旅とは明らかに異なった。

これまで私が旅した国といえば、EU、ハワイ、シンガポール、香港などのいわゆる交通インフラが整った旅しやすい国々。

これまでと同じ感覚で旅の計画を立てていたのだが、インドに入国するにはビザ(査証)が必要なことが判明した時点で、計画にブレーキがかかったのだった。

それに、ガイドブックを読んでみると、インド国内の交通手段がタクシーやオートリキシャなど。
電車に乗って、地下鉄に乗ってという移動手段ではなさそうだ。

アライバルビザというものもあるようで、現地に到着してから手続きしてもよかったようである。

しかし、インドという未知の国に何の準備もせずに、現地到着してからビザ申請なんて、何が起こるか恐ろしかった。

なので結局、旅行会社を通じて航空券とビザ取得の代行をお願いしたのだった。

また、インドに行くと決めたものの、まだ会ってもいない通訳兼ガイドさんとメールのやり取り、電話のやり取りだけで、本当に大丈夫なのだろうか?旅行代金支払ったけれどお迎えにこなかったらどうしよう・・・など色んなネガティブな考えが頭の中をクルクル回る。

振り返ってみれば、無謀な旅だったのかもしれないけれど、この通訳兼ガイドさんとは、今では信頼できる相棒として一緒にビジネスをやっている。人の出会いというのは分からないものだ。

まずインド旅行に必要なものは、
パスポート、ビザ、航空券。

あまりにも大きくて重いスーツケースを持っていくと、結局自分が大変なだけだ。
荷物は最小限に抑えるに限る(体験談として)。

ほとんどの日用品は現地で手に入る。心配しなくても大丈夫。

デリーに到着した場合、イミグレーションを済ませた先にすぐ免税店があり、なんでも手に入る。

しかし、一歩空港から出ると、季節にもよるが何とも言えない匂いが立ち込め、日本にはない光景を目にすることになる。

インドという国は、便利なようで不便な国だ。

IT先進国でありながら、ものすごいアナログな生活をしていたり・・・意味が分からなくなる。本当に不思議な国だ。


<インドの一般家庭の様子>
チャイを振舞ってくださった。生活の中には牛がいる。ヒンズー教では牛は神聖な生き物で大切にされている。

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